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米4月雇用、予想下回る2万人減=それでも景気懸念変わらず
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−市場、金利据え置き観測強める=6月FOMCで−
【2008年5月3日(土)】 − 米労働省が2日発表した4月の雇用統計は、新規就業者数(非農業部門で軍人除く、季節調整済み)が、前月比2万人減となり、3月の8万1000人減や2月の8万3000人減から減少幅が大幅に縮小、また、市場予想の同7万5000人減を大幅に下回った。
これで雇用者数の減少は4カ月連続と、2003年の5カ月連続減以来の長期低迷となったが、減少幅が縮まったことから、市場では景気後退はそれほど長引かず、底固めの兆しが見られ始めた可能性があるとの楽観的な見方が広がった。
NY株式市場ではダウ工業株30種平均は一時、前日比約122ドル(0.9%)高に急騰(終値は48.20ドル(0.4%)高の1万3058.20ドル)している。
また、NY外為市場でもドルは、対ユーロで急騰、一時、1.5360ドルと1カ月以上ぶりの高値を付けた。
対円でも2月以来の高値105.36円で引けている。

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