| スポンサーリンク |
「人」中心の経営に欠けているのは何か?(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
- 記事詳細
- 上場企業が発表した2009年3月期の決算を見ていると、大幅な赤字に転落する事例が相次いでいます。世界経済が急速に落ち込み、まさにゼロからの再出発を迫られていると言っていいでしょう。このどん底の状態からいかに新しい展望を描き、真の再生を遂げることができるのか。今まさに、日本企業の力量が問われています。 まず最初に触れておきたいのは、戦後の日本を世界の経済大国に押し上げた原動力は何だったのか、ということです。戦後の日本は、まさに一面の焼け野原からの再出発でした。それが数十年で経済大国にのし上がっていった力は何かと問われれば、私は迷うことなく「人」だと断言します。日本国民の一人ひとりが復興を目指して頑張り、皆が力を合わせて無我夢中で働いたからこそ、世界に冠たる経済の大国になることができたのです。
| スポンサーリンク |
