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【ロンドン市場】参加者少なく、様子見
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週明けのロンドン市場はポジション調整が中心。
米英が祝日となる中、売買を見送る投資家が多かった。
主要通貨は東京市場のレンジ内での値動きに徹し、方向性に欠けた。
東京市場で話題となった北朝鮮の核実験やミサイル発射はテーマとして持続しなかった。
ドイツの景況感が市場予想を下回るとユーロ安に振れたが、反応は発表直後に限定された。
マーケット全体を主導する通貨がなく、取引は閑散としていた。
◆5月のIfo景況感指数、市場予想下回る きょう発表された5月のIfo景況感指数は84.2。
景況感は2ヶ月連続で改善したが、市場予想の85.0には達しなかった。
発表後はユーロ円、ユーロドルが30ポイント程度下落するなどユーロ安に振れたが、景況感の下振れによるユーロ売りは一時的なものにとどまった。
後半にはユーロドルが1.40台、ユーロ円が133円台を回復し、前半の下げを帳消しとしている。
◆ドル円 円安水準でレンジ相場 ドル円は95円を挟んで上下30ポイント程度のレンジ相場を形成した。
東京市場後半は北朝鮮の地下核実験やミサイル発射報道で円安に振れたが、欧州勢参加後は円安水準で揉み合いに転じた。
韓国メディアは北朝鮮が25日午後5時ごろ、第2弾の短距離ミサイルを発射したと報じたが、市場の反応は限定的だった。
東アジア地域の地政学的リスクは東京市場である程度消化されたようだ。

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