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発行日時: 2009-5-25 15:02

【東京市場】北朝鮮核実験、地政学的リスクで円売り強まる

記事詳細
週明け25日の東京市場は、北朝鮮の核実験報道を巡って円売りが強まった。
早朝から序盤にかけてはドルの買い戻しが目立った。
きょうは米英市場が休場となり材料難の相場展開が予想されることから、ポジション調整のドル買いから始まった。
週末の米農務省の酪農製品に対する輸出補助の発表が、酪農大国ニュージーランドに悪影響として、NZドル売りが強まった。
その他主要通貨でも前週からのドル安に調整が入り、ユーロドルは1.40台半ばから1.39台後半、ポンドドルは1.59台前半から1.58台半ばまで下押しする場面があった。
クロス円もつれ安で、日経平均の上昇に反して軟化した。
しかし、東京11時半過ぎに北朝鮮が午前中に核実験を実施したと報じられ、昼過ぎには短距離ミサイル発射も報じられた。
まず、韓国総合株価指数が5%安となるなど韓国市場が混乱したが、東アジア地域での突然の地政学的リスクの高まりに円売りの反応が強まった。
ドル円は94円半ばへと緩やかに調整されていたが、95円台乗せへと一気に上昇した。
クロス円もユーロ円が132円台前半から133円台前半へ、ポンド円は150円割れ水準から151円台半ばまで急伸しつた。
その他の材料としては、日銀経済金融月報で景気判断が上昇修正された点を好感する見方や、あすからの新規投信設定を控えての外貨買いの思惑が飛び交っていた。
日経平均は堅調推移で、終日プラス圏での推移だった。
為替市場のやや混乱した動きとは対照的だった。
◆北朝鮮の核実験報道に韓国市場揺れる 東京11時半過ぎに韓国メディアから、北朝鮮25日朝に核実験を実施、との一報が入った。
韓国の気象当局によると東京時間9:54に核実験の兆候とみられる揺れを観測した模様。
韓国大統領は、緊急安全保障会議を開催する運び。
この報道にソウル株式市場で総合株価指数は一時5%安となった。
韓国ウォンも売りが強まった。
主要通貨ではリスク回避・避難通貨のドル買いとの発想もあり、早朝からのドル買いが一段と強まる場面もあった。
ただ、報道直後のユーロドルの反応は20ポイント程度と落ち着いたものだった。
むしろ、東アジア地域での地政学的リスクの発生で、アジア通貨、円売りとの見方も台頭してきていた。
ドル円は、核実験報道に続く短距離ミサイル発射報道などで、一気に95円台に乗せ、クロス円も前週末の高値越えが相次いだ。
◆米農務省の措置で、NZドル軟調に始まる 早朝の東京市場ではNZドルが軟調に始まった。
米農務省の発表によると、EUによる今年初めに措置に対抗する意味合いなどで、9万2000トンの酪農製品について輸出を補助するとのこと。
NZの中心的な輸出品を巡って保護主義の動きが強まっていることで、NZドル売りが強まった。
NZドル/ドルは0.62台前半から0.61台半ばへと下落、先週末のNZクローズ水準から50ポイント程度軟化して始まった。
先週、NZドル/ドルは7%弱の上昇と主要国通貨の中での上昇率の高さが目立っていた。
豪ドル/ドルも同様の連想から売られ、一時0.78レベルを割り込む場面があった。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=ff6539bab3678addaaa34fc0f3a7fff6 【東京市場】北朝鮮核実験、地政学的リスクで円売り強まるへの外部リンク
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