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【ロンドン市場】米雇用統計発表を控える中、ポンドが独歩高
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2日のロンドン市場ではポンド買いが目立ったほか、
ドル円が一時105円台にのせた。
ただ、米雇用統計発表が 近づくと値動きは小康状態となった。
注目の米雇用統計では、NFPは市場予想ほど悪化せず、 失業率は予想外に低下したため、ドル高・株高の反応となった。
◆ポンド 買収がらみのポンド買い観測 ポンドドルは英HBOS住宅価格の結果を受けて1.9722レベルまで 下落した後、1.9878レベルまで急反発。
ブリティッシュ・エナジーの 買収に絡んで独系や仏系のポンド買いの噂が出ていた。
ユーロポンドは0.7840レベルまでユーロ高・ポンド安が進んだ後、 0.7777レベルまで反転した。
◆ユーロドル オプションがらみのユーロ売りで上値限定 ユーロドルは1.5440レベルから1.5495レベルまで水準を切り上げた。
ポジション調整のドル売りの動きが背景。
ただ、1.5500レベルでは オプションがらみのユーロ売り・ドル買いが入り、上値は限定された。
◆ドル円 105.00レベルのオプション消化も伸び悩み ドル円は欧州株式市場の堅調さを受けて105.05レベルまで水準を 切り上げた。
ただ、105円台のストップを巻き込んで一段高とはならず、 104円台後半でもみ合いとなった。
◆クロス円 全般的にしっかりながら、ポンド円の上昇が目立つ クロス円ではポンド円が206.70レベルから208.23レベルまで上昇した。
ドル円がもみ合いとなっている中、ポンドドルが上値を伸ばしたことが背景。
ユーロ円は161.75レベルから162.32レベルまで水準を切り上げた。
ただ、ユーロドルの上値が重く、徐々に上げ幅を消した。
◆NFP、予想ほど悪化せずドル買い殺到、株価も急伸 米雇用統計でNFP減少幅が事前予想ほど悪くなかったほか、 失業率が予想外に低下したためドル買いが殺到。
株価も急伸し、ドル買い・円売りが強まった。
ドル円は105.49まで上昇し2月28日以来の高値となった。
ユーロドルは1.5372まで下落し安値をつけた。
ポンドドルは1.9769レベルまで下落し、ロンドン市場での上げ幅を ほぼ吐き出した。

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