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【ロンドン市場】ドル安基調続くもユーロドルは小動き
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22日のロンドン市場では前日までの流れを引き継いでドル安が継続。
カナダやオセアニア通貨に対してドルが売られた。
ユーロに対してもドル売り圧力は掛かっていたが、オプションがらみのドル買いに上値が抑えられた。
ポンドドルは防戦を突破しこの日の高値を更新。
英国や米国は週末から3連休となるが、調整のドル高推移は見られなかった。
ドル円は対主要通貨でドル安が継続する中、下値懸念がくすぶる展開。
ただ、手掛かりも乏しく、東京市場のレンジ内で推移した。
ドル円が小動きとなった中、対ドルでカナダや豪ドル、NZドルが上昇したため、この日の高値をつけるクロス円もあった。
◆ドル安圧力継続も、ドル円は東京のレンジ内 ドル円は93円割れから94円台序盤の狭いレンジ内で推移。
ドル売り圧力はあったものの、米株価先物や欧州株式市場が堅調に推移したことで、下値がサポートされた。
クロス円では、ユーロドルがしっかりと推移した中、ユーロ円は131円割れから131円台中盤で底堅い動き。
ポンド円はポンドドルに売りが入り148円台序盤まで下落後、150円ちょうど付近まで反発。
カナダ円はカナダ高・ドル安推移を受けて、82円台後半から83円台中盤まで上昇した。
◆資源国通貨中心にドル売り続く ポンドドルはマクロ系やオプションがらみの売りから1.57台半ばまで下落後、1.59台半ばまで反発し、この日の高値を更新。
1.5900水準のオプションの防戦売りを突破すると、ストップを絡めて上値を広げた。
ユーロドルは1.39台で底堅い動きだったが、1.4000のオプションバリアに上値が抑えられた。
ドルカナダは1.13台半ばから1.12台半ばまでドル安推移し、7ヶ月ぶりの安値をつけた。
豪ドル/ドルは、ソブリン系や米投資銀行系の買いが観測された中、0.77台後半から0.78台半ばまで上昇した。

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