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メジャーリーガーが語る。射殺事件は差別を「変える」か(ルポ:“弱者”として生きるアメリカ)
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- (前編「無抵抗の黒人青年を、警官は地下鉄ホームで射殺した」から読む) 1999年2月5日、ニューヨーク州ブロンクス。午前0時40分頃のことだ。西アフリカのギニアから移住したアマドゥー・ディアロという名の黒人青年が、レイプ犯を追っていた4人の白人警官に職務質問された。ディアロは自宅へ戻るところで、アパートの前に立っていただけであった。 「こいつは、ガンを持っている!」 そう叫んだ警官の一人が、突然ディアロに向けて発砲。他の警官たちも次々にディアロ目がけて銃を乱射する。合計41発が放たれ、そのうちの19発が命中した。無論、ディアロは絶命する。即死だった。 無罪になった4人の警官 アマドゥー・ディアロは、オスカー・グラントと同じ22歳であった。

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