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【東京市場】円買い優勢、リスク志向一服で
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20日の東京市場は円買いが優勢だった。
早朝は日本のGDP悪化を警戒して円安方向に振れたが、GDP発表後は一時的な振幅を経て円高方向に振れた。
ドル円は96円台前半から95円台半ば、ユーロ円は131円台前半から129円台後半、ポンド円は149円台前半から147円台後半まで下落した。
日経平均は寄り付き直後に100円超の上昇を演じたが、大引けは54円高と伸び悩み、力強さに欠けた。
アジア株も冴えない展開だった。
米住宅市場の調整が長引くとの見方で各国とも金融株が安かった。
リスク志向の一服が週前半に進んだ円安の調整を誘ったようだ。
◆日本のGDP、戦後最悪のマイナス成長 きょう発表された日本のGDPは前期比年率で-15.2%と戦後最悪だった。
市場予想は-16.1%だった。
発表直後の反応は円買い。
ドル円は瞬間的に20銭ほど売られ、96円台前半から96円付近まで下げた。
事前に悪化を見越していた向きから調整的な円買いが入った。
ただ、日本のGDPに対する反応は今一つといった印象。
ドル円は日本株の寄り付き前に切り返し、一時96円台前半を回復している。

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