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外資に扉を閉ざす日本(FINANCIAL TIMES)
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- 今年1月、経済産業省の北畑隆生事務次官が講演した時、自分の発言がこれだけ物議を醸すとは想像できなかったはずだ。彼は日本企業が世界経済の大きな変化に対応する必要性について語っていたのだが、企業は株主を選べるべきで、投資家は「強欲で浮気で無責任だ」とした発言が日本の保護主義の高まりに対する懸念を呼んだ。 北畑発言は、多くの人が既に抱いていた「日本は外国人投資家を歓迎していない」という懸念を強固なものにした。「彼の発言を受け、外国人投資家は日本にとどまるべきかどうか自問した」とある欧州ヘッジファンド幹部は言う。 日本は過去に何度も保護主義を批判されてきた。17世紀には鎖国。鎖国を解いたのは1853年に黒船が来航してからのことだ。

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