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【東京市場】 ドル高水準で推移、ドル円104円台後半
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2日東京市場は、前日の米株式が大幅上昇となったことを受けて、
円売りが先行した。
ドル円は海外市場での上昇を受けて104.30-50で早朝の取引が 始まった。
日経平均が寄り付き早々に200円超の上昇となると、 104.50を上抜けて一時104.80レベルへと上伸した。
その後は、105円近辺に控えるオプション・バリア注文や 105円台に輸出業者からの指値注文が観測されたことから 上値を押さえられた。
午後の取引で日経平均は300円高超の場面があるなど、 株価は依然として堅調な地合が続き、ドル円の下値は104.50レベルで サポートされ、104.50-104.80レンジを形成していった。
クロス円は、ドル円と同様の値動きを示した。
ユーロ円は161円台後半、ポンド円は206円台後半から 一時207円台乗せと円安傾向を持続して取引された。
ユーロドルは昨日の海外市場で1.56台から1.54台前半へと大幅安と なった後を受けて、東京市場でもドル高水準での取引が続いた。
NY市場午後に1.54台後半へと小反発して2日の取引が始まると、 上値は1.5480レベルに限定され、一時1.5440台へと反落する場面もあった。
東京市場後半は1.5440-1.5480レンジでの振幅がみられたが、 どちらにも抜けられずに終わった。
◆豪小売売上高好調、豪ドル買いの反応 3月の豪小売売上高は前月比+0.5%と事前予想の+0.3%を上回った。
また、同時刻に発表された第1四半期・インフレ調整の小売売上高も −0.1%と事前予想の−0.2%よりは強い結果だった。
発表前に軟調だった豪ドルが下げ渋りの反応をみせ、 豪ドル/ドルは0.93手前の水準から0.9330台へと上昇。
豪ドル円も97.70近辺と本日の高値をつけた。
東京市場午後は豪ドル買いは一服、値動きが限定されて揉み合った。

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