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スイスの次は日本からの通貨安コメント〜ドル円
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こんばんは。
18日のNY市場では、前回のブログでご紹介した「インド株17%上昇」プラス「円高抑制コメント」の二つの要因で市場は大きく円安に傾斜。
まずインド株高騰の報道がNY株式市場に好影響を与え、NYダウは235.44ドル高の6504ドルでクローズ。
「NYダウの高騰」プラス「財務次官の円高抑制コメント」のダブルパンチで市場の円ロングは総崩れとなり、ドル円、クロス円は爆騰。
ドル円は94.55円から96.46円、ユーロ円は126.98円から130.67円。
スイス円は、84.04円から86.53円まで急上昇。
日本サイドはSNB(スイス国立銀行)のように介入をしたわけでもありませんが、市場が大きく反応した理由はコメントがなされたその水準。
前回87.12円(1月21日)まで円が急騰した局面では、当局からはノーコメント。
今回は90円も割れているわけでもなく、95円割れで「円高牽制コメント」がなされたことに市場の注目が集中。
先週のSNBの介入により当局の「スイス高抑制」スタンスが鮮明になりましたが、 今度は日本サイドから「円高抑制コメント」が出て、各国の通貨安合戦の様相を呈してきました。
ただ円高抑制コメントが出たからといってドル円が急騰するわけでもありません。
先週のSNBとスイスフランの例と同じで、介入したからといって急速にスイスフラン売りがトレンドになるわけではなく、介入で150ポイント急騰したユーロスイスも現状は1.5110で小動き。
「円高牽制コメント」により、今晩のドル円のトレードのスタンスとしては、ユーロスイスのように丁寧に押し目買いといったところ。
ドル円下落トレンドも終わってみれば、93円まではいきませんでしたが、94.55円まで急落しましたので上出来といったところで、友人の多くも「円ロング」ポジションは撤退して様子見。
一部のトレーダーは株の上昇を受け、一転して豪ドル円のロングに変更している友人も。
個人的に円がらみに関しては明日のGDPの発表をまちたいといったところでしょうか?

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