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【ロンドン市場】大口のポンド買い、巻き戻しで円安
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18日のロンドン市場ではポンド高推移が目立った。
大口のポンド買い観測があった中、ポンドドルはロンドン朝方から150ポイント超上昇した。
対ユーロでもポンド買いが優勢。
原油や株式市場が水準を切り上げリスクを許容する動きとなり、円売りも入った。
ポンド円の上昇にその他のクロス円やドル円が連れ高した側面もあった。
オセアニア通貨も堅調。
杉本財務次官が為替市場を注視していると述べたことも円安の背景の一部とも指摘された。
◆巻き戻し主導で円安推移、杉本発言さえも手掛かりに ドル円は94円台後半から95円台後半まで円安推移。
株式市場の底堅い値動きや、杉本財務次官が為替市場を注視していると述べたことも円安進展の背景とも指摘された。
杉本財務次官は、市場の動向を注視する、為替市場の過度の変動は経済に影響あり好ましくない、新型インフルエンザが日本経済に与える影響を注意深く見守る、などと述べた。
内容的にインパクトは無いが、円買いポジションを巻き戻すきっかけにはなった様子。
クロス円では、ユーロ円が127円台半ばから129円台半ばまで上昇。
ポンド円はポンドドルの堅調推移もあって、143円台中盤から147円ちょうど付近まで急伸。
◆ポンドに大口の買い観測、豪ドルも堅調 ポンドドルは中東系の買い観測の中、1.51台前半から1.53台序盤まで上昇。
英系クリアラーやスイス系のポンド買い・ユーロ売りもポンドドルを押し上げた。
ユーロドルはユーロポンドの軟調推移に上値が抑えられたものの、ユーロ円が上昇したことで、1.34台中盤から1.3500前後まで水準を切り上げた。
豪ドル/ドルは東京午後にアジア中銀系の買い観測があった中、0.7500前後から0.7600水準まで上昇。

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