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出でよ、新時代の「金ぴか」な偉人たち(泥亀サバイバル〜金ぴか偉人伝・2)
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- (イラスト:茂本ヒデキチ) 大した学問もなく、商店奉公を経て石炭商売で身を起こし、船を持って、人生の激しい浮沈をくり返しながら「海運王」の座を射止めた山下亀三郎。昭和の大恐慌をくぐりぬけ、個人では日本最大の船主となった。 その成功を、たぐい稀な人心掌握術や情報収集力、独特の勝負勘などで説明することも可能だろう。 しかし、第一次大戦バブルで大儲けした船成金は山下ひとりではない。お茶屋遊びの帰りがけ、玄関先が暗いので札束を焼いて靴を探したような成金は、他にもたくさんいた。だが、そのほとんどは恐慌で露と消えた。サバイバルを遂げて、大成したのは山下ひとり、といっても過言ではない。 何が、泡のような成金と山下を分かったのか? 『成金炎上 昭和恐慌は警告する』 ※『成金炎上』の主な人物とその相関図はこちら 「ニッポンの1929」。
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