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SNBの介入とスイス円
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出所 Bloomberg
こんにちは。
15日のNY市場では、BOA(バンク・オブ・アメリカ)など米金融株が再び下落。
KBW銀行指数は、36.34まで反落。
連れて、円の上昇が進みクロス円は総じて下落。
ロンドン時間は、ユーロ圏の第1四半期実質GDP(域内総生産)速報値が前期比で2.5%減少との報道。
この数字は統計が開始された1995年以来で最悪のマイナス成長というもの。
これを受けて市場では、ユーロ売りが加速。
一時ユーロ円は、128円割れの127.96円まで急落。
GDPの悪化に呼応したユーロ売りは対スイスでも鮮明になり、ついにユーロスイスは1.5000一歩手前の1.5008まで下落。
もう一歩で介入危険水域といわれる1.5000が割れる瞬間にSNB(スイス国立銀行)登場。
(介入について、SNBは今回ノーコメント)。
ユーロスイスは、あっという間に1.5146までと、150ポイント近く急反発。
5月11日のブログ(ドル売りとEURCHFの危険領域を参照してください。
)でご紹介したとおり、SNBのフラン高抑制姿勢は、鮮明。
ただ押し上げ介入ではなかったようで、上昇幅は150ポイントと限定的。
EURCHFの関しては、高値掴みをせず丁寧に押し目買いをするのが有効でしょうか? 15日の相場で注目されたのがスイス円。

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