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発行日時: 2009-5-15 21:00

【ロンドン市場】ユーロ圏GDP大幅な落ち込み、ユーロ売り強まる

記事詳細
15日のロンドン市場は、ドイツやユーロ圏の第1四半期が予想以上の大幅な落ち込みとなったことで、ユーロ売りが強まった。
この動きがリスク回避的な円買いやドル買いへと波及していった。
ロンドン早朝に発表されたドイツ第1四半期GDP・速報値は前期比マイナス3.8%と1970年の統計開始以来で最大の低下率となった。
続くフランスのGDPも予想以上に低下した。
さらに、ユーロ圏第1四半期GDP・速報値も前期比マイナス2.5%と発表され、ユーロ圏発足以来の大きな落ち込みとなった。
市場にはユーロ圏経済の景気後退が予想以上に強まったことで、リスク回避的なムードが広がった。
ユーロ売り主導で、円買いおよびドル買いが強まり、ユーロドルは1.36台半ばから1.35台前半まで、ユーロ円は130円台後半から128円台半ばまで大きく下げた。
ドル円も96円近辺での揉み合いを下放れて94円台後半へと下落、約2ヶ月ぶりの安値水準となった。
クロス円全般に軟調となり、ポンド円は146円近辺から143円台後半まで、豪ドル円は東京市場での73円近辺揉み合いを下放れて71円台後半へと下落している。
NZドル円も同様に56円台後半から5円台後半へと崩れた。
また、カナダ円は82円近辺から81円割れ水準へと売られた。
ポンドドルは1.52台前半から1.51台前半へと下げる場面があった。
東京市場で軟調だったNZドル/ドルは0.58台後半へと一段と水準を下げた。
きょうの欧州株は、序盤に金融株主導で堅調な推移だったが、次第に売りが優勢となりマイナス圏へと反落する冴えな展開となっていた。
ロンドン市場中盤からは、米経済指標の発表を控えて、円買いおよびドル買いの勢いは和らいだが、各通貨とも戻りは鈍かった。
ドル円は95円挟み、ユーロ円128円台後半など戻りは限定された。
◆欧州金融当局の発言が相次ぐ 欧州金融当局からの発言が相次いだ。
キプロス中銀総裁は、危機が不況へと悪化する公算は低い、オーストリア中銀総裁は、6月も経済見通しは下方修正される公算、理事会メンバーに意見不一致は無い、などと述べた。
市場の悲観的なムードを緩和しようとする意図が見え隠れしたが、ユーロ安傾向の歯止めとはならなかった。
また、トリシェECB総裁は、景気が回復すれば、すぐにこれまでの政策を巻き戻す、と述べた。
ECBのインフレ重視姿勢の一端がうかがえる発言だった。
ただ、発言に対する市場の反応は見られなかった。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=1e09d7b4298e16f3e9f4cc7bfdf53576 【ロンドン市場】ユーロ圏GDP大幅な落ち込み、ユーロ売り強まるへの外部リンク
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