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伊勢丹吉祥寺店の閉鎖から考える日本の個人消費の行方
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三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹吉祥寺店を来年3月上旬に閉店すると発表しました。
つい先日も、三越伊勢丹は、三越池袋店と三越鹿児島店を閉めたばかりですので、店舗を閉鎖するペースは早くなってきた気がします。
三越伊勢丹が店舗の閉鎖を続けるのは、業績不振によります。
三越伊勢丹が発表した今期(10年3月期)の連結決算予想は、売上高が1兆2,800億円と、前期に比べ10%の減少で、営業利益は20億円と、前期に比べ90%の減少となっています。
閉鎖が決まった伊勢丹吉祥寺店は、所得層の高い地域住民に対して店舗ブランドをアピールできる利点などを考慮し、営業赤字でも存続されていました。
しかし、営業利益が9割も減ってしまう状況では、たとえブランドをアピールできるとしても、赤字店を放置するわけにはいかなかったと思われます。

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