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個人投資家の外貨需要と円
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こんにちは。
12日の海外市場では昨晩のブログでご紹介したとおり出遅れていた円に対してドル売りが活発化。
第一目標である96.50円をも割り込み 本日早朝、96.00円割れ。
先週の金曜日に99.56円まで戻した相場がほぼ三日間で再び95円台まで下落。
三日間で4円弱ですか。
。
。
これでドル円も他通貨でのドル売りの流れに追いついたといったところでしょうか? ただ朝方のドル円の急落は下記の報道が下押しした形。
1.米国債券のトリプルAの格付けがリスクにさらされている。
(FT) 2.民主党が政権をとったら、ドル建て米国債券の購入は避けたい(中川正春衆議院議員=民主党) 上記の報道によりドル円は一時、95.79円まで急落。
ただこれだけわかりやすいドル売り報道は、前回の新型インフルエンザ騒動のときと 同様に、プロに利益確定の機会を提供する結果になることが多いようです。
友人のシンガポールのトレーダー達もドル円のショートは朝方すべてスクエアにし 現在は様子見。
彼らの「欲張らず、あっさりと全てスクエア」にできるところはさすがと いったところ。
他通貨に目を向けると上昇を続けていたユーロドルは 前回の高値1.3739(3月19日)目前の1.3722まで急騰。
アジア中銀からの大口のユーロ売りの話もあり、 現在少し小緩んで1.3690レベル。
こちらもいったんユーロの利益確定売りが出そうですが、 オプション市場では、数ヶ月で1.41〜1.43あたりのストライクが物色されているようですので、市場はこのドル売りの流れがトレンドになりうると徐々に認識しはじめているようです。
本日ちょっと気になったのが下記の報道。

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