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【NY市場】利益確定の動きにドル高・円高
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11日のNY為替市場はドル高・円高の動きが優勢となった。
特に悪材料が出たわけでもないが、先週までのリスク選好の動きに為替市場でもドル安・円安の動きが強まっていたが、きょうはその巻き戻しの動きが優勢となった。
株式市場も金融株中心に売りが強まる中、ドル円は一時97.25近辺、ユーロ円も132.10近辺まで下落している。
◆財政赤字が1兆8400億ドルに拡大 オバマ米大統領は予算教書の見通しを改定、2009会計年度(08年10月−09年9月)の財政赤字が1兆8411億ドルに拡大する見通しを発表した。
従来の見通しより、890億ドル増額修正している。
財政赤字については気掛かりなところではあるが、市場は冷静な対応となっており、反応は限定的。
◆豪ドル軟調 銅価格は3日続落 豪ドルは利益確定売りから売りが優勢で、豪ドル/ドルは一時0.7580近辺まで下落している。
急ピッチな上昇からの高値警戒感も強く、上げ一服といったところ。
NY商品市場で銅価格が3日続落している。
先週は世界最大の消費国である中国で、在庫が大幅に増加していることが明らかとなり、また、中国の景気回復も緩やかなもになるとの見通しもあり、需要も一服するのではとの警戒も出ている。
豪ドルにとってはマイナス材料。

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