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武器輸入と誘拐ビジネスから、ソマリア軍閥は足を洗えるか?(吉田鈴香の「世界の中のニッポン」)
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- 前回、取材旅程も終わる頃、ジブチのシェラトンホテルでただならなぬ雰囲気を漂わせた男性を見つけた、と書いた。その時、ソマリ・ビジネス・コミュニティーのアドバイザーをしているアブドゥラーマンと会う約束をしていた筆者だが、男性の素性が気にかかってしかたがない。 …やがて、こちらに近づいて来たアブドゥラーマンが、男性と筆者とを交互に見ながら「彼を紹介しよう」と言ったのだった。男性と筆者は握手をし、互いにファーストネームを名乗った。本名は明かせないため、仮にB氏としよう。 アブドゥラーマンは、「僕のいとこだ。モガディシュから来ている」と言う。B氏はにこやかに「モガディシュに来て我が家に泊まっていい」と言った。

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