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風、桶屋、そしてバタフライ波及効果を読める組織づくりとは?(御立尚資の「経営レンズ箱」)
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- 「風が吹けば、桶屋が儲かる」という成句は、皆さんご存じだと思う。 風が吹けば目に埃が入って目を病む人が増える、その人たちが三味線弾きになり三味線にするための猫の皮の需要が増える、猫が数多く捕えられてネズミの数が増え、その結果、ネズミにかじられる桶が増えるので、桶の需要が増えて桶屋が儲かる…という、迂遠な因果関係の起点と終点を述べたものだ。アリストテレスの三段論法ならぬ、六段、七段論法である。 この成句は、牽強付会(理屈や道理に合わないことを、自分に都合よいように無理にこじつけること)の論理に対して皮肉るために使われたり、一見無関係なことがらのつながりを半ば冗談めいて説明したりする際に、用いられる。

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