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【東京市場】小動き、方向性欠く
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週明けの東京市場は小動き。
マーケットオープン直後は円安に振れたが、日経平均が寄り付き直後に下げに転じると、ドル円やクロス円の値動きはまちまちとなり、大きな方向性に欠けた。
ドル円は98円台前半から98円台後半、ユーロ円は134円付近から134円台後半で推移した。
材料難で売買を見送る投資家も多く、マーケット全体で様子見の雰囲気が漂っていた。
◆ポンド、悪材料相次ぐ 東京市場ではポンド関連の悪材料が相次いだ。
英紙で英中銀が四半期インフレ報告で成長見通しの引き下げ、インフレ見通しの引き上げを行うとの観測記事が出ていた。
このほか、英金融大手HSBCの業績を不安視する記事も出ていた。
ただ、ポンドは悪材料に大きな反応を示さなかった。
ポンド円は弱含んだが、ユーロポンドやポンドドルはほぼレンジ相場で推移した。
◆ストレステスト、検査結果に疑問符も 米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は9日、FRBはストレステストの結果公表前に資本不足額を大幅に圧縮したと報じた。
3月の好決算を背景に銀行側が資本不足額の圧縮を迫ったとされる。
各種報道によると、検査対象19行のうち、少なくとも半数が資本不足額を圧縮したとされている。
東京市場では殆ど反応がなかったが、当局の検査結果に疑問符を投じる形となっている。

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