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【NY市場】株価が利益確定売りで、円相場も同調
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7日のNY為替市場は円買いの動きが優勢となった。
景気底入れ期待感から、好調だった株価が、きょうは一服しており、株式にらみとなっている、為替市場も同様の動きが見られている。
クロス円は軟調に推移、ロンドン時間に99円台に上昇していたドル円も98円台での値動きが続いた。
終盤に、FRBのストレステストの結果が発表され、事前に観測されていた内容と概ね一致した内容となり、これを受け、円売りの動きが出ている。
◆英欧金融政策会合で動きに明暗分かれる きょうはECB理事会、英中銀金融政策委員会(MPC)が行われた。
ECB理事会は、0.25%の利下げ、その後のトリシェ総裁の会見も概ね予想通りの内容となり、特にザプライズは無かった。
ただ、非伝統的措置として、ユーロ建てカバードボンド(担保付債券)の買い入れを発表したが、金額が600億ユーロと、英米など他国と比較しても額が小さく、発表後ユーロ買いが強まっている。
一方で、MPCは、国債買取額を500億ポンド追加し、1250億ポンドとしたことで、より一層の緩和姿勢を示した。
発表後、ポンドは大きく売られ、きょうの決定はに対する為替市場の動きは明暗が鮮明に分かれた格好。
◆ユーロドル 200日線に敬意 ユーロドルはトリシェ会見後、一時1.3470近辺まで上昇、5日につけた直近高値の1.3440を越え、上げに弾みがついた格好。
200日移動平均線が1.3475付近に本日は来ており、きょうは、さすがに敬意払った格好となっている。
目先は200日線を突破できるかどうかが注目される。

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