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【ロンドン市場】リスク選好で円安、欧州通貨は値動き荒い
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7日のロンドン市場では、円安が進んだ。
日経平均株価が大幅高で終了した上、東京市場からオセアニア通貨の上昇が継続したことで、リスク選好の動きとなった。
欧州株式市場や米株価先物が堅調だったことも円売りをサポート。
英中銀は政策金利を据え置いたものの、資産買い入れ額の拡大を発表したため、ポンドは軟調に推移した。
ユーロは非伝統的金融政策の導入が決定されたこと、金融緩和の出口戦略に関する言及があったことで乱交下した。
◆リスク選好の動き続く、株式市場も堅調 ドル円は98円台中盤から99円台後半まで円安推移。
株高やリスク選好の動きの中で、円安推移が続いた。
米新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったこともドル円をサポート。
ユーロ円はトリシェECB総裁の発表を受けて値動きが荒くなる場面もあったが、130円台後半から133円台序盤まで堅調に推移。
ポンド円は149円割れから150円台後半まで上昇後、英中銀が量的緩和を強化したことで、149円台前半まで反落した。
◆ユーロ乱高下も上昇の流れは継続 ユーロドルは1.32台中盤まで下落後、1.33台後半まで上昇。
軟調に推移した場面ではアジア系中銀や中東勢の買いが入ったことで下値がサポートされた。
ECBが政策金利を市場予想どおり0.25%引き下げると買い戻しが入り、ユーロはこの日の高値をつけた。
その後、トリシェECB総裁がこの日の会見で非伝統的金融政策の導入や金融緩和の出口戦略に言及するとユーロは乱高下。
ただ、ユーロ高の流れは変わらず、ユーロドルは1.34台前半まで上値を伸ばした。
ポンドドルは1.50台後半から1.5200付近まで上昇後、英中銀が資産買い入れ額を500億ポンド拡大すると発表したことで、1.50台前半まで反落。
豪ドル/ドルは東京市場からの流れを引き継いで、0.75台序盤から0.76台序盤まで上昇。
NZドル/ドルも0.58台後半から0.59台後半まで堅調に推移した。

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