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【ロンドン市場】米銀追加資本報道による円高続かず
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6日のロンドン市場では円安推移。
休場だった東京市場では、ストレステストを巡る観測報道が続く中、バンカメは340億ドルの追加資本が必要と伝えられ、円高が進んだ。
シティGについても50億〜100億ドルの資本増強が必要との報道もあった。
ただ、欧州勢がストレステストの結果を懸念している様子は乏しく、欧州株式市場や米株価先物が底堅い動きだったことから、円売りが優勢となった。
この日発表された米ADP雇用者数の減少幅が市場予想よりも少なかったことも円安につながった。
欧州通貨では、英非製造業PMIが予想を上回りポンド買いが入ったものの、ポンド高推移は継続せず。
ユーロは明日のECB理事会を控えてしっかりと推移した。
◆円売り優勢、ストレステストに対する警戒感は限定 ドル円は98円割れから99円台序盤まで反発し、休場だった東京市場から往来。
株式市場が底堅い動きだったこともあり、じりじりと円安の動きとなった。
その後、大幅に改善した米ADP雇用者数を受けて円売りが強まった。
クロス円もアジア市場での円高推移が反転。
ユーロ円は130円台中盤から132円台前半まで、ポンド円は147円台前半から149円台前半まで反発した。
◆英非製造業PMIは5ヶ月連続の改善 ポンドドルは1.50台前半から1.51台前半まで反発後、もみ合い。
英非製造業PMIが市場予想を上回る改善となったことでポンド高が進んだ後、ロンドンフィックスでのドル買いの噂が出た中、1.5000水準まで反落。
ただ、米ADP雇用者数の改善もあって下値は支えられた。
ユーロドルは1.32台後半から1.33台後半まで上昇。
ユーロポンドがしっかりと推移したほか、株高・ドル安のパターンの中で堅調に推移した。
ユーロポンドは0.8805水準まで下落後、0.88台後半まで反発した。

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