株式や為替、先物など様々なマーケット参加者が集まる、投資家・トレーダー達の交流サイト。
ようこそ Guest:  ログイン- 新規登録  
BULL
オンライン状況
5 人のユーザが現在オンラインです。 (4 人のユーザが 最新ニュース/記事 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 5

もっと...
<< 外国為替ニュース(Klug) - 外国為替ニュース(Klug)過去ニュース/記事

スポンサーリンク


発行日時: 2009-5-6 6:30

【NY市場】イベント控えドル買い戻し

記事詳細
5日のNY為替市場はドルの買い戻しが優勢となった。
株価が利益確定売りに押されたことや、週末にかけて金融機関のストレステスト(健全性審査)の結果発表、そして雇用統計の発表が控えていることもあり、値ごろ感からのドルの買い戻しがNY時間に入って優勢となった。
この日はバーナンキFRB議長の議会証言やISM非製造業指数の発表があり、指標はセンチメントの改善を示す結果となったものの、反応は限定的となった。
ユーロドルはロンドン時間の1.34台から一時1.32台に下落、円買いの動きとなったものの、ドル円は99円近辺で底堅い動きを見せた。
◆バーナンキ議長議会証言 サプライズ無く中立的姿勢も この日行われたバーナンキFRB議長の議会証言は全体的に期待感と慎重姿勢の両面を打ち出す中立的な姿勢を示し、特にサプライズはなかった印象だ。
景気については年内に底打ちし、上向きに転じるとしている。
住宅市場に関しても底打ちの兆候が若干見られると指摘、期待感も示している。
ただ一方で、足下の消費や雇用、企業の設備投資は短期的には軟調に推移、また、回復をしても当面は潜在成長率を下回り、回復の勢いは徐々にしか高まらないとも述べており、底打ちはするものの、その後の見通しについては慎重な見方も示した。
金融機関のストレステストについては、多くの金融機関は公的資金による資本増強の必要はないとし、多数は自力での資本増強が可能と述べた。
また、一部で警戒されている失業率の10%台については、9%台で止まるのではとの見方を示し、過度な悲観論はけん制している。
時期的には2010年にかけて悪化が続くものの、10年初めにピークを迎えると予想している。
雇用は景気の動きに対して遅れて出る遅行型の性格があり、今年の後半に底打ちすると見れば、それが雇用情勢に現れるのは早くても半年先となり、概ね2010年始めにピークを迎えるとの見方も頷ける。
◆ユーロドル上値期待強い 目先のリスクはECB理事会 ユーロドルはNY時間に入って調整の動きとなっているものの、上値期待は高まっている。
きょうは一時1.3440近辺まで上昇し、ボリンジャーバンド(21日・2標準偏差)の上限に接近した。
また、昨日の上昇で10日線と21日線はゴールデンクロスを示現しており、テクニカル的には上値期待が持てそうだ。
ただ、リスクがない訳ではない。
目先は今週7日のECB理事会だ。
市場は政策金利を0.25%利下げの1.0%に引き下げてくることを確実視している。
そのこと自体は想定範囲ではあるが、一部のユーロ参加国の中銀総裁からは、1%以下も討議すべきとの意見も出てきており、これまで1%で利下げ打ち止めとの市場の見方も揺らいでおり、市場は確信を持てずにいる。
また量的緩和策が発表される予定でもあるが、その内容もどうなるか注目される。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=74b1f4b399e18f4b9499ec67cc953941 【NY市場】イベント控えドル買い戻しへの外部リンク
スポンサーリンク


各都市の時間
東京
香港・北京
フランクフルト
ロンドン
ニューヨーク
 
トレーダー&投資家コミュニティ「Bull」© 2008 
FXテクニカル分析入門 - FX入門 - FXテクニカル検証 - 資産運・マネーの知恵袋