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【ロンドン市場】ポンド上昇、英PMIの改善で
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週末のロンドン市場はポンド買いが進んだ。
4月の英CIPS製造業PMIが42.9と市場予想の40.0を上回ったことが背景。
発表後は事前に進んでいたポンド買いが膨らむ形でポンドが一段高となった。
市場ではユーロポンドでドイツ系の大口売りが観測されていた。
ポンド円は146円後半から148円台前半、ポンドドルは1.47台後半から1.49台前半まで上昇、ユーロポンドは0.89台後半から0.88台後半まで下落している。
◆円売り、ポンド円の上昇波及 きょうは円売りが優勢だった。
ポンド円の上昇がドル円、クロス円に波及した格好。
ドル円は98円台後半から99円台半ば、ユーロ円は131円台半ばから132円台前半、豪ドル円は72円台前半から73円付近、56円台前半から57円付近まで上昇している。
このところ、各国で企業景況感が底打ちの兆しを示している。
東京市場で発表された4月の中国・製造業PMIは5ヶ月連続で改善。
景気判断の分岐点を2ヶ月連続で上回るなど景気刺激策の効果が反映されている。
センチメント改善がリスク回避懸念後退で円売りに結びついたようだ。
なお、欧州株式市場はユーロ圏各国がメーデーで休場。
英国株は小幅安と冴えなかった。
◆ユーロドル振幅、流動性低下で不安定 きょうはメーデーで参加者が少なく、流動性の低下で不安定な動きが見られた。
材料難の中、ユーロドルは1.32台前半から1.33台前半のレンジで振幅。
前半はユーロポンドの売りが波及し、ユーロ安傾向で推移したが、後半はユーロポンドの売りが一服。
短期筋の買い戻しでユーロ高傾向に転じた。

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