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楽観的とすら言える日本政府の成長率見通し
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4月27日、政府は、今年度(2009年度)の国内総生産(GDP)成長率見通しを実質マイナス3.3%としました。
昨年12月に発表された成長率見通しは、実質ゼロでしたので、大きく下方修正されたことになります。
また昨年度の成長率見通しも、実質マイナス0.8%から同3.1%に下方修正されています。
仮に政府見通しの通りとなれば、経済成長率が二年連続マイナスとなり、しかも二年とも成長率が戦後最悪水準のマイナスとなります。
政府は、政府見通しを発表した同じ日に追加経済対策を裏付ける09年度補正予算案を国会に提出しています。
補正予算の歳出規模は、過去最大の13.9兆円となり、補正予算案と当初予算を合わせた09年度の一般会計総額は102.5兆円にもなります。
これだけ巨額の財政支出を計画するにもかかわらず、昨年度だけでなく今年度(09年度)も成長率が3%以上のマイナスになることに違和感をもたれる方も多いかもしれません。

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