| スポンサーリンク |
正念場を迎える東芝(時流超流)
- 記事詳細
- 東芝の財務担当者にとって、このゴールデンウイーク(GW)は気の休まらない日々が続きそうだ。 東芝は5月8日の決算発表と同時に資本増強策を発表する見通しだ。現時点で固まっているのは、普通株の公募増資で約3000億円を調達することだ。 証券関係者によると「応募が殺到した時に備えて、オーバーアロットメント(追加売り出し)条項が付与される」という。信用収縮に苦しんだ昨年とは異なり、投資家の購入意欲は高まっている、という。実際、野村ホールディングスが3月に実施した公募増資では、投資家の需要は募集株数の倍以上に達し、追加で株式を売り出すことになった。東芝の場合も「500億円程度の枠を用意する」(前出の証券関係者)見込みで、公募による調達額は最大で3500億円程度になる可能性がある。
| スポンサーリンク |
