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【ロンドン市場】欧州通貨振幅、方向性欠く
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21日のロンドン市場は方向性に欠けた。
英欧の経済指標が相次いだため、欧州通貨の取引が活発となったが、大きな方向性を見出すには至らなかった。
前半は欧州株の上昇や経済指標の改善で欧州通貨買いが進んだが、ユーロドルは1.29台後半、ポンドドルは1.46台前半で上昇が頭打ちとなった。
後半は欧州株が下げに転じるなど楽観的な見方に調整が入り、ユーロドルは1.29台前半、ポンドドルは1.45台前半まで反落している。
◆ドル円、東京市場のレンジ引き継ぐ ドル円は97円台後半から98円台半ばで推移した。
東京市場のレンジをほぼ踏襲するなど、値動きは乏しかった。
ロンドン市場後半に発表された米企業決算への反応は限定的。
欧州通貨の値動きに追随するなど調整的な動きが主体だった。
◆ドイツZEW景況感指数、07年6月以来の高水準 きょう発表された4月のドイツZEW景況感指数は市場予想を上回る水準を記録。
景況感は07年6月以来となる13.0まで改善した。
発表後は景況感改善を好感し、ユーロは対円や対ドルで一時的に買われた。
実体経済の悪化は続いているが、景気の先行きについては楽観的な見方が増えつつあるようだ。

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