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【東京市場】円買い、リスク再認識で
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15日の東京市場は円買いが進んだ。
早朝は短期筋のショートカバーを巻き込む形で円安に振れた。
ドル円は98円台後半から99円台前半、ユーロ円は131円台前半から131円台前半まで反発。
ゴトウビのため、仲値に絡んだ外貨需要の期待が出ていた。
ただ、仲値を過ぎるとドル円、クロス円は急速に伸び悩み、下値模索に転じた。
前日発表された米小売売上高が予想外の悪化を示したため、リスク懸念が再燃した。
ドル円は98円台前半、ユーロ円は129円台後半まで売り込まれた。
米景気楽観論が後退したため、日経平均は一時150円以上下げた。
クロス円では豪ドル円、NZドル円など高金利通貨の下げがきつかった。
豪ドル円は71円台後半から70円台前半、NZドル円は57円台後半から56円台半ばまで下落。
クロス円の下げが波及し、ドル円以外の通貨ペアではドル高が進んだ。
ユーロドルは1.32台前半まで売られ、海外市場の安値を割り込んでいる。
◆高金利通貨、対ドルでも下落傾向続く きょうは高金利通貨で売りが目立った。
対円での下げが対ドルに波及し、豪ドル/ドルやNZドル/ドルがほぼ一本調子で下落した。
豪ドル/ドルは0.72台前半から0.71台半ば、NZドル/ドルは0.58台前半から0.57台半ばまで売られた。
市場では中国系企業のポジション調整に絡んだ豪ドル/ドルの大口売り観測も出ていた。

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