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【NY市場】薄商いの中、ドル全面安
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13日のNY市場では、イースターで欧州勢が休場となる中、ドル安が進んだ。
米主要企業の決算発表を控えているものの、先週のウェルズ・ファーゴの決算見通しを受けて金融株が買われ、リスク回避後退でドルが売られた。
米株式市場の底堅さを受けてクロス円も堅調だったが、ドル円が軟化したことで、上げ足は鈍かった。
中国が追加景気刺激策を検討しているとの報道があり、豪ドル/ドルは年初来高値を塗り変えた。
このほか、スイスが対主要通貨で全面高だった。
◆ドル安でドル円軟調、クロス円は堅調 欧州勢が休場の中、ドル円は100円台中盤から100円割れまで下落。
米株式市場が底堅さを見せる中、円売りよりもドル売り圧力が強く、終始軟調だった。
終盤、100円割れのストップを絡めて瞬間的に下げ幅を広げた。
ユーロ円はユーロドルの上昇に牽引され、132円台終盤から134円ちょうど付近まで上昇した。
ポンド円は147円台後半から148円台後半まで堅調に推移。
豪ドル円は72円台中盤から73.30水準まで上昇した。
ドル円が軟調したものの、豪ドル/ドルが上値を伸ばしたことで豪ドル円は年初来高値を更新。
◆一本調子でドル安進む、米金融機関決算に楽観論 ユーロドルは1.32台序盤から1.3390水準まで急伸。
欧州勢が休場で薄商いの中、リスク回避後退のドル売りが入った。
ポンドドルは1.47台序盤から1.48台後半まで上昇。
ドルカナダは1.2200水準まで下落後、原油急落を受けて1.2300ちょうど付近へと反発した。
ただその後も対主要通貨でのドル安が継続し、一時1.21台中盤まで下げ幅を広げた。
豪ドル/ドルは0.72台前半から0.7326レベルまで上値を伸ばし、年初来高値を更新した。
ドルスイスは、ドル安のほか、スイス高も加わって1.1500前後から1.1300水準へ下落。

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