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【東京市場】ユーロ軟調も、イースター休暇控え値動き限定
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10日の東京市場は、朝方にユーロ売りが先行した。
ユーロドルは1.31台後半から一時1.3080近辺まで下落して、前日の安値を更新した。
ストップ注文が執行され、ポジション調整が進んだ。
ただ、朝方の動きの後は1.31台半ばへと反発するなど一方的な値動きにはならなかった。
ユーロ円も132円台前半から131円台半ばへと軟化した後は、131円台後半へと小戻し。
ドル円はゴトウビの仲値買いの散見されたが100円台後半は重く、仲値公示後は100円台前半へと沈んだ。
日経平均は9000円台後半へと上昇、約3ヶ月ぶり高値を付けて始まったが、買いは続かず8900円近辺へと軟化、一時はマイナス圏と序盤の上昇を消した。
本日は聖金曜日(グッド・フライデー)のため豪州、ニュージーランド、香港、シンガポールが休場、主要市場は東京市場のみの参加だった。
続くロンドン・NY市場もほぼ全休状態となることから流動性の枯渇が想定され、取引を手控える向きが多かった。
◆米銀大手の決算控えた報道も影響みられず 東京午前に一部通信社から、米財務省が米銀大手に対し決算発表でストレステストに言及しないよう要請した、との情報が伝わった。
テスト対象の銀行の多くは政府の最終評価を受け取っていないとされている。
昨日の海外市場では米銀大手ウェルズファーゴの好業績見通しが株式市場に好感されていたが、このような報道が来週からの米主要金融機関の決算発表に対する市場の楽観論に影響するか注意が必要。
報道直後のドル円は100.40付近で取引され、このニュースに関する反応は限定的だった。

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