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巨匠の60年、その始まりは失業だった(世界ブランドの日本人を追え クエスト 探求者たち)
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- 戦後のおよそ60年間、そして今年米寿(88歳)を迎える今もなおファインダーをのぞき続ける写真家。それが芳賀日出男だ。 87歳の現役写真家 「民俗写真家」の第一人者として誰もが認めるその業績から、20世紀の日本を代表する写真家と称えられ続けてきた。しかしその仕事のスタイルは、紫綬褒章(1989年)、勲四等旭日小綬賞(1995年)など数々の栄誉をよそに、実直そのものだ。 カメラバッグと三脚を手に、たった1人で鉄道やバスを駆使し出かける。アシスタントはいない。アマチュア写真家に交じっての撮影でも、決して巨匠然とした態度は取らない。 唯一とも言える趣味は、芳賀が「千ベロ」と呼ぶ、安価な居酒屋でのひとときだ。
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