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【NY市場】株安で利益確定の動き主体
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6日のNY市場では、米企業の決算発表の本格化を控えて、業績見通しに悲観的な見方が相次いだことで米株式市場が軟化し、リスク回避の円買いやドル買いの流れが続いた。
後半にかけて米株式市場が下げ幅を縮めたことで、リスク回避圧力も後退した。
このところリスク選好の動きから円安やドル安が進んでいた中、利益確定の円買いやドル買いも出た。
◆利益確定の円買い、クロス円に上昇一服感 ドル円はロンドン市場からの売り圧力が継続し、100円台中盤まで反落。
米株式市場が下げ幅を縮めると、101円ちょうど前後まで戻した。
ロンドン市場から円買いの流れが継続した中、ユーロ円は134円台中盤まで下落した後、135円台中盤まで水準を切り上げた。
ポンド円は147円台後半まで下げた後、149円ちょうど前後まで戻した。
ただ、利益確定の円買いも入ったことで、安値からの戻りは限られた。
◆ドル高の流れが継続、週明けから神経質な動き NYオープンまでのドル高の流れや、米株式市場の軟調推移を受けて、NY前半は対主要通貨でドル高が続いた。
ユーロドルは1.33台中盤まで、ポンドドルは1.46台後半まで下落。
NY午後に入るとリスク回避のドル高が一服し、ユーロドルは1.3400ちょうど前後まで、ポンドドルは1.47台後半まで小幅に戻した。
ポンドドルはユーロ買い・ポンド売りの動きに圧迫される場面もあった。
ユーロポンドは0.90台前半から0.9110水準まで反発後、0.91割れで推移。
ドルカナダは原油安もあって1.24台前半まで上昇し、終盤にかけては1.24割れまで調整した。

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