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NY市場概況 ユーロドル買戻し優勢も、結局往って来いの動き
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2008/04/26(土) 06:26
きょうのユーロドルは前半買戻しが優勢となった。
弱い米経済指標など もあったが、週末ということもあって、調整の動きが強まったものと思わ れる。
連動性が比較的強いと思われる原油が急反発していたことも、買い 戻しの気運を高めた面も。
ロンドン時間に1.5560近辺まで下落していた ユーロドルは1.5670近辺まで上昇する場面も見られた。
しかし、あくまで調整の動きで、後半に掛けて、金融株の底堅さから、下 落していた株式市場が戻すにつれ、ユーロドルは朝方の水準に戻した。
この3日間で1.6000近辺から、きょうの一時1.5560近辺まで440ポイント 急速に下落している。
米金利先安感が後退、FRBは来週のFOMCを最後 に当面利下げを打止めにするのではとの観測が強まり調整を余儀なくさ れたようだ。
ユーロは買われ過ぎとの見方もあるが、ECBはタカ派姿勢を継続しており、 次のアクションは利下げではなく、利上げとの見方も出てきている中、それ ほどきつい調整にはならない可能性も考慮したい。
米市場の落ち着きは ユーロにとってもフォローとなる。

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