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第14講 「止まった情報」の価値を知る(本気が作る「やる気」人間)
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- 4月、今年も大学には新入生が入ってくる。大学生ともなれば、それなりの国語力は身についていると考えるのが自然だろう。 だが、知っている漢字がどんなに増えていても、また受験勉強の中で古文や漢文も含めて様々な作品を読んでこようとも、そうした経験だけで、相手の考えを理解し、自分の思いを正確に伝える力を十分に身につけているとは言えない。 長崎国際大学薬学部の教授、荒川正幸は今年も新入生に読み書きの能力を向上させる取り組みをしようと考えている。荒川は昨年、1年生の学生を対象にある実験を行った。最初の講義で学生たちに小論文を読ませて、中身の概要をまとめて書かせたのだ。 その目的を荒川は「コミュニケーションスキルの把握と、向上のため」と語る。
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