スポンサーリンク |
【東京市場】円安に振れる、センチメント改善で
- 記事詳細
-
2日の東京市場は円安に振れた。
午前中は豪ドル円を筆頭にクロス円が買われ、ドル円も水準を切り上げた。
豪ドル円は68円台後半から69円台半ば、ドル円は98円台半ばから98円台後半まで上昇。
米景気回復期待で日本株やアジア株が急伸、投資家のリスク許容度改善が緩やかな円安を誘った。
ただ、ECB理事会の結果を見極めたいとの見方も強く、午後は円安水準で揉み合いに転じた。
◆豪政府、第3次景気刺激策を計画 東京市場では豪ドルが堅調だった。
豪ドル円は69円台半ば、豪ドル/ドルは0.70台前半まで上昇。
投資家のリスク許容度が改善し、高金利通貨として見直し買いが入った。
豪現地紙は豪政府が第3次景気刺激策を計画と報じている。
また、きょう発表された2月の豪貿易収支は21.09億豪ドルの黒字を計上。
金輸出の増加と内需低迷による輸入減少が収支改善に寄与した。
◆ユーロドル伸び悩み、ECB理事会を警戒 ユーロドルは1.32台前半から1.3300付近まで上昇した。
ユーロ円の上昇がドル相場に波及した。
ただ、ECB理事会の結果を見極めたいとの見方も強く、次第に伸び悩む形となった。
市場は0.50%の利下げを見込んでいる。
このところ、ECB関係者から利下げや非伝統的金融政策の導入を示唆する発言が相次いでいる。
利下げや量的緩和に絡んだ思惑がユーロの上値を抑えているようだ。

スポンサーリンク |