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【NY市場】イベント前で方向感見えにくい
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1日のNY市場では株高を受けてドル安推移。
この日発表された米ISM製造業景況指数が無難な結果だったほか、米中古住宅販売成約指数が前月比で上昇したことが背景。
ただ、ドル円はドル安とクロス円の底堅い動きに挟まれ、方向感無し。
大半のクロス円はNY市場までのレンジを引き継いだ。
豪ドル円やNZドル円が終盤に上値を伸ばした。
ユーロはECB理事会を控える中、上値が重かった。
米ADP雇用者数は事前予想を上回る減少幅で、週末の米雇用統計が懸念される結果だった。
ただ、良好な米経済指標に焦点があたり、反応は一時的。
イベント前で全体的な方向性は鮮明ではなかったものの、暗い話題は隅に追いやられており、ポジティブな雰囲気がうかがえた。
◆株高でクロス円に底堅さ、ドル円は方向感無し ドル円は98円台前半から99円ちょうど前後でもみ合い。
米株式市場は堅調に推移したものの、週末にかけてのイベントを控えて売買が見送られた。
ユーロ円は、ユーロドルの上値が重く、131円台前半から130円台前半まで水準を切り下げた。
ポンド円は141円台前半から142円台中盤まで底堅く推移。
終盤の対ドルでのオセアニア通貨高を受けて、豪ドル円は69円ちょうど前後まで、NZドル円は56円台序盤まで上昇し、この日の高値を更新した。
◆ECB理事会控えてユーロ上値重い ユーロドルはECB理事会を控えて上値の重い展開。
1.32台後半から1.32割れまで軟化。
終盤にかけては下げ渋った。
ユーロポンドは0.92台中盤から0.91台中盤まで反落。
ポンドドルはカストディアンのポンド買い観測があった中、1.43台前半から1.44台中盤まで上昇。
ユーロ安・ポンド高推移にもサポートされた。
このほか、対主要通貨でスイス安が進んだ。
ドルスイスは1.14割れから1.1500ちょうど前後まで、ユーロスイスは1.5100ちょうど前後から1.51台後半まで上昇した。
ポンドスイスも1.63台中盤から1.65台中盤まで反発。

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