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チーズに賭けるブランド再生「縮み経営」の陰で大胆な改革が(崖っぷちからの再生 改革の軌跡(第1部))
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- 2度の品質問題で企業解体の危機に瀕(ひん)した雪印乳業は、市乳部門を分離し、乳製品専業メーカーとして再生を誓った。 そのカギとなったのが、2007年に投入したチーズの新ブランドだ。 社運を賭けたプロジェクトとして、生販管理の体制を強化する一方、顧客の声に耳を傾け、社員の意識改革も遂行した。 チーズ事業を成長軌道に載せた2009年秋、日本ミルクコミュニティとの経営統合によって、総合乳業メーカーとして再スタートを切る。 (文中敬称略)<日経情報ストラテジー 2007年7月号掲載> プロジェクトの概要 2000年の食中毒問題、2002年の子会社による牛肉偽装問題という2度の不祥事を起こした雪印乳業は、2003年に総合乳業メーカーからバター、チーズなど乳製品の専業メーカーに転じた。
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