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逃れられない“資本の論理”を痛感(危機の中で明日を拓く CFO“新論”)
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- (前回から読む) 時間をさかのぼり、1988年10月の出来事です。当時世界3大たばこ企業の1つ、RJRNabisco社が突如170億ドル(当時の邦貨換算2兆2000億円)でMBO(Management Buyout=経営陣による企業買収)を発表しました。長らくRJRNabisco社は株価低迷に悩み、その対策として、結局この手段に訴えたのです。 資本の論理との出会い しかし、その後複数の対抗買収提案が出され、結局、Private Equity Fund(プライベートエクイティ=未公開株=ファンド)で有名なKKR (Kohlberg Kravis Roberts & Co.)が、総額250億ドルで、LBO(Leveraged Buyout=借り入れで資金量を増やした買収)つまり、被買収会社の資産を当てにした資金調達によって、買収するという結末になったのです。
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