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【NY市場】ドル買い優勢
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26日のNY市場はドル買いが優勢だった。
ドル円は98円台前半から98円台後半まで買われ、ユーロドルは1.36台前半から1.35割れ、ポンドドルは1.46台前半から1.44台前半まで売られた。
目新しいドル買い材料はなく、ポジション調整が中心だったとみられる。
きょう発表された第4四半期の米GDP・確報値は前期比年率換算で-6.3%。
改定段階から下方修正されたが、事前予想(-6.6%)ほど悪化しなかった。
◆クロス円、値動きまちまち 米株式市場は174ドル高と続伸したが、クロス円の値動きはまちまちだった。
豪ドル円は68円台後半から69円台半ばまで水準を切り上げたが、ユーロ円は133円台後半から133円割れ寸前まで水準を切り下げている。
株式市場と円相場の連動性が薄れ、全般に様子見が漂う状況となっていた。
東京市場、ロンドン市場と円売りが進んだため、売買が手控えられたようだ。
◆ポンド軟調、英小売統計を蒸し返しか 個別の値動きとしてポンドが軟調だった。
ユーロポンドは0.93台前半から0.93台後半まで上昇、ポンドドルは1.46台前半から1.44台前半、ポンド円は143円台半ばから142円割れまで下げた。
目新しいポンド売り材料はなく、ロンドン市場で伝わった英小売統計の悪化が蒸し返された可能性も。
2月の英小売売上高指数は前月比-1.9%と、事前予想を上回るマイナス幅を記録している。

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