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高値での往来が続く大豆市場のこれからを考える
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世界最大の農産物系コモディティ市場であるシカゴ市場では、主要農産物の代表的存在である大豆が、同じく主要農産物である小麦、コーンに比べ、比較的強い足取りを見せています。
例えば、先週末時点(現地20日)の終値とそれぞれが6月下旬〜7月上旬につけた史上最高値を比較すると、コーンの場合は396.5セントと、49%の下落を記録しているのに対し、先週末の終値が952セントだった大豆の場合の下落率は41.2%となっています。
特に3月半ば以降はその傾向を強め、16日から24日までの間に10.45%の上昇率を記録し、875.5セントから967セントへと大きく上昇しています。
その背景として米国農務省が発表している需給報告が挙げられます。
現地3月11日に発表された最新の需給報告では、08〜09年度(08年9月1日〜09年9月30日間)における米国の大豆期末在庫率が、前回発表の7.1%から6.2%へと下方修正されました。

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