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【NY市場】円買い優勢、株価反落で
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24日のNY市場は円買いが優勢だった。
前日急伸した米株式市場が反落したため、クロス円を中心に円ショートポジションの手仕舞いが相次いだ。
ドル円は98円台前半から97円台後半、ユーロ円は133円台前半から131円台半ば、豪ドル円は68円台後半から67円台後半まで下げた。
クロス円の大半は東京市場での上げをほぼ帳消しとしている。
ダウ平均は115ドル安と2営業日ぶりに反落した。
◆クロス円の売り波及、ドル買いに ドル円以外ではドル買いが優勢だった。
ユーロドルは1.35台半ばから1.34台前半、豪ドル/ドルは0.70台前半から0.69台前半まで下げた。
ユーロ円、豪ドル円などクロス円の下げがドル相場に波及したとみられる。
NY連銀が国債買い切りオペの日程を発表すると、米国債利回りの上昇が一服。
10年債利回りは2.74%付近から2.64%付近まで急低下したが、ドル売りの反応は乏しかった。
ドル相場は金利動向よりクロス円の値動きに左右される形となっていた。
◆ユーロ軟調、ECB理事会で警戒感か ロンドン市場に続き、ユーロの弱さが目を引いた。
前半はユーロポンドが上昇、ユーロドルがレンジ相場を形成するなどユーロ売りは小康状態となったが、後半はユーロ円の下げを機にユーロ売りが膨らんだ。
ユーロポンドは一時0.91台半ばまで売られ、ロンドン市場の安値を下回っている。
市場では先週のユーロ高の反動や来週のECB理事会を警戒する見方が出ていた。

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