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【東京市場】ドル円98円乗せ、株高・円安の動き広がる
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東京市場は、序盤から株高・円安の動きが広がった。
ドル円は97円近辺から仲値にかけて97.70レベルへ、その後98.04レベルまで一段高になり先週の米FOMC発表前の水準を回復した。
クロス円も全般に強く、ユーロ円は132円台前半から一時134円乗せと08年10月以来の高値水準、ポンド円は141円台前半から144円近辺と08年12月以来の高値水準を記録した。
その他クロス円も大台替わりの動きが続出した。
豪ドル円は69円台乗せ、NZドル円は56円台乗せ、カナダ円は80円近辺へと上昇した。
午後に入ると円安は一服してポジション調整の動きもみられたが、円売り意欲は衰えなかった。
ドル円は97.60台まで調整したあと再び98円乗せとなった。
ポンド円144円台後半、ユーロ円134円台半ばへと高値を伸ばした。
ドル円以外の各主要通貨はクロス円上昇に伴って対ドルでも堅調推移だった。
特に、ポンドドルの1.45台半ばから1.47台へと上昇する値動きが目立った。
ユーロポンドも軟調で0.93台半ばから0.93割れへと軟化した。
ユーロドルは1.36台前半から1.36台後半へと小幅上昇した。
豪ドル/ドルは高値水準で振幅した。
0.70台前半から後半へ上昇後、0.70台半ばへと落ち着いたが下値はしっかりとしていた。
◆日経平均上昇、侍ジャパン連覇も影響か 日経平均は寄り付きから100円超高、序盤に8400円台まで上昇した。
23日に米官民ファンドなど金融安定化策の発表でNYダウが一時500ドル超高となったことが好感されたほか、為替市場での円安など外部環境の好転が寄与した。
東京市場後場の取引、WBCでの侍ジャパンと韓国の熱戦が注目されていた。
日本の連覇が報じられるとミズノやアサヒビールなど関連銘柄の上昇が目立ったようだ。
日経平均は後場の取引がはじまってから8300円台前半まで調整されていたが、次第に買いが優勢となって一時8504.41円とザラ場の高値をつけた。
株式市場の堅調な動きに、円安の動きも強まり、ドル円は98.40レベルまで上値を伸ばしていった。

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