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NY市場概況 ドル円 リバウンド継続 105円台視野に 目先は強気姿勢も
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2008/04/25(金) 07:33
ドル円はリバウンドの動きが続いた。
ドル買戻しの動きから、104円台を 回復、一時104.50近辺まで上昇した。
先週末のシティG決算発表後の高 値である104.60/70水準はレジスタンスとなっており、日本の輸出企業の 売りオーダーなども観測され、それ以上の上値は拒まれた格好となった が、104円台をしっかり維持して終えている。
きょうの上昇で105円台回復が十分視野に入ってきた。
104円台後半は 売りも厚いようだが、突破して行く可能性も高く、強気で見たいところ。
米金利先安感が後退していることもあるが、株式市場で、決算を通過し た金融株に対する悲観的見方が一旦落ち着いていることが大きい。
きょうもダウ平均は一時180ドル近く上昇した。
金融株が主導した格好。
上げの理由の一つに、メリルリンチが四半期配当の減配を否定したことで、 安心感が出たという。
しかし、減配を実施すれば株主にとってはデメリット だが、キャッシュポジションが上がり、自己資本はその分充実、不透明感 は相当程度緩和されるはずだ。
メリルリンチの発表は、オペレーションへ の影響という点では賛否両論ありそうだ。
しかし、きょうは素直に好感され たところから見ると、市場の金融株に対する悲観的見方も落ち着いてきて いることがうかがえる。

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