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NY時間に伝わった発言・ニュースなど
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2008/04/25(金) 05:45
【経済指標結果】
【アメリカ】
*耐久財受注(3月)21:30
結果 -0.3%
予想 0.1% 前回 -0.9%(-1.7%から修正)(前月比)
結果 1.5%
予想 0.5% 前回 -2.1%(-2.6%から修正)(輸送除くコア・前月比)
*新規失業保険申請件数(4月19日の週)21:30
結果 342千件
予想 375千件 前回 375千件(372千件から修正)
*新築住宅販売件数(3月)23:00
結果 526千件(年率換算)
予想 580千件 前回 575千件(590千件から修正)
中間価格 22.76万ドル(24.42万ドル)
平均価格 29.22万ドル(30.29万ドル)
在庫水準 11.0ヵ月分(10.2ヵ月分)
()は前回
【発言・ニュース】
*カナダ中銀金融政策報告
市場は年内に追加で0.25%の利下げを期待している。
利下げの時期は世界や国内の経済情勢次第。
08年の成長見通しを従来の1.8%から1.4%に下方修正。
09年の成長見通しを従来の2.8%から2.4%に下方修正。
米経済はより減速を予測。
08年のインフレ率は総合、コアとも目標を下回る。
総合指数は08年第2四半期で1.7%、下期は1.9%、09年上期は1.8%。
コア指数は08年第2四半期で1.3%、下期は1.5%、09年上期は1.7%。
住宅価格の上昇は鈍化見込むが、後退はしない。
家計の消費をサポートはない。
信用市場のひっ迫は継続見込む。
09年には落ち着き、信用スプレッドは縮小、2010年には危機的水準より 25ベーシス高い水準に落ち着く。
報告の為替ベースは1カナダドル=98米セント(1ドル=1.02カナダ)で算定 *カーニー・カナダ中銀総裁 追加の金融的刺激策が必要になる可能性。
信用収縮が実体経済に転嫁。
カナダの金融機関の資本は十分。
景気へのリスクは均衡状態。
米国は住宅危機を相殺するために必要な方策を取っている。
現状は米国の急速な回復は可能性が低い。
堅調な内需が輸出を相殺している。
*トリシェECB総裁 為替相場変動の影響を懸念。
為替相場の急激な変動が見られた。
ドル相場に関する米国の姿勢が重要。
現在のECBの政策金利は物価安定達成に貢献へ。
*サルコジ仏大統領 ユーロは信じられない水準に上昇した。
フランスは他国に比べて、市場の危機に対する耐久力がある。
2008年の仏成長率は昨年と同程度の可能性。
*ドイツ政府経済見通し 08年GDP成長率1.7%、09年1.2%の見通し。
ドイツ経済は、困難な環境においても依然として成長している。
(グロ−ス独経済技術相・ドイツ政府経済見通し) *メリルリンチ メリルリンチは四半期の配当を1株35セントで維持することを表明 している。
また、証券部門と投資銀行部門の分離を否定した。
*ポールソン米財務長官 強いドルが国益。
G7での共同声明がそれ自体を示している。
米経済はつらい時期にあるが、ファンダメンタルズは底堅く、ドルの価値 に反映されるだろう。
ドルが下げ過ぎかどうかは言及を避ける。
金融市場は落ち着いてきつつあり、経済の活性化に焦点が移りつつ ある。
リスクは再評価され、敏感な投資家は劣化した市場に資金を投じている。
混乱が何時終了するのかを予想するのは困難、一部の市場はなお正常 に運営されていない。
原油高で経済は大きく減速し、逆風に直面した。
市場の混乱による実体経済への影響を最小限にする努力をしている。
だが、全てを回避することはできない。
政府ではなく金融市場が流動性資産に対して、より良いベンチマークを 設定できる。
*5年債入札結果 最高落札利回り 3.159% 応札倍率 1.65倍 *FRB TSLF入札結果 FRBは750億ドル28日間のターム物国債貸出オペ(TSLF)の結果を発 表、落札レート0.25%、応札倍率は0.79倍と札割れとなった。
*戦略備蓄の補充、一時停止を 原油高対策で米下院議長 ペロシ米下院議長は24日、記者会見し、米政府は最近の原油高騰の影響 を緩和するため、戦略石油備蓄の補充を「一時停止すべき」との考えを示した。
米メディアが伝えた。
議長は、補充の一時停止により石油市場の需給が緩和されると説明。
その結 果、ガソリンの小売価格は1ガロン当たり5-24セント程度低下すると予想した。
議長はさらに、現在の戦略備蓄の在庫率は97%程度の高い水準で推移して いるため、補充を続けなくても支障をきたす恐れはないと主張した。
米3月求人広告指数 前月比2ポイント低下 全米産業審議会(コンファレンスボード=CB)が24日発表した3月の 米求人広告指数(1987年=100)は季節調整後で19となり、前月(改 定なし)の21から2ポイント低下した。
前年同月から10ポイント下がった。
CBのエコノミスト、ケン・ゴールドスタイン氏は「新聞を倍体とする求人 広告の件数は過去半年、緩やかな減少傾向が続いている。
オンライン の求人も減少しつつあり、住宅市場の急激な調整が労働市場に影響 を与えている」と話した。
CBは全米の主要新聞51紙に掲載される求人広告数を毎月調査してい る。
ただ新聞広告は労働市場の需要の変化を正確に表していないとし て、同指数の発表を7月1日で打ち切る方針を発表している。
*モノライン大手は資本増強必要 米ゴールドマン 米ゴールドマン・サックスは24日の顧客向けリポートで、アンバック・ ファイナンシャル・グループとMBIAの米金融保証保険(モノライン)大 手2社について、最上級の「AAA」の格付けを維持するためにそれぞ れ34億ドルの追加的な資本増強が必要だと指摘した。
ダウ・ジョーン ズ通信が報じた。
ゴールドマンによると現在の株式時価総額はアンバックが10億ドル弱、 MBIAが20億ドル強にすぎないため、大規模な増資で1株当たりの価値 が低下し、既存の株主が打撃を受けるとした。
*米国は景気後退局面、穏かな低迷にとどまる見通し S&P スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24日、米国はリセッション(景気 後退)局面にあるとの見方を示す一方、個人消費が大幅に減退すること はないとし、穏かな低迷にとどまるとの見通しを示した。
S&Pの首席エコノミスト、デービッド・ワイス氏は、石油・天然ガスについ ての会議でメディアに対し、今回のリセッションでは従来のリセッションほ ど商品価格に下向き圧力がかからないと指摘。
「景気後退局面にあるが 、個人消費への打撃とならない限り、穏かな低迷にとどまる」と述べた。
同氏は、リセッションはこれまでのところ主に住宅市場の低迷が要因に なっているとし、同市場が最悪の事態を脱した可能性があることを示す 一部兆しがあると話した。

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