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【東京市場】リスク選好の動きも値幅は限定
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17日の東京市場は円安・ドル安の動き。
ファンド勢の買い観測がある中、ユーロドルやユーロ円が堅調で、ドル安や円安の動きにつながった。
ユーロドルではショートカバーも入った。
日経平均株価が堅調に推移したこともリスク選好の流れを後押しした。
ただ、値幅は限定的。
ドル円はドル安と円安に挟まれ、方向感無く推移した。
◆円安・ドル安推移の中、ドル円はもみ合い ドル円は仲値にかけて98.50レベルまで上昇後、98.20台へ押し戻された。
ユーロ円はファンド勢の買い観測の中、127円台前半から128円台前半まで上昇。
ユーロドルの堅調推移や日経平均の上昇にサポートされた。
ポンド円は138円ちょうど付近から139円台まで上昇した。
ユーロドルはファンド勢の買いから1.29台中盤から1.3000台まで上昇。
値幅は限られたものの、IMFの資金増強期待からしっかりとした値動きだった。
ポンドドルは1.4136レベルまで水準を切り上げた後、もみ合い。
英銀2位スタンダード・チャータード銀行のサンズCEOが1-2月の業績が好調だったと述べたものの、反応は限定的だった。
◆豪中銀は政策の効果見極め 豪ドル/ドルは0.65台後半まで下押した後、0.6600ちょうど前後まで切り返した。
豪中銀議事録発表後、一時的に豪ドル売りが強まったが、株高もあって底堅い動きだった。
下値では豪輸出企業の豪ドル買い観測もあった。
豪中銀議事録では「今後の会合での柔軟性確保のため、金利を据え置いた」、「一段の利下げと据え置きの両面について議論」、「金融・財政政策の効果を十分検証するためにはある程度の時間が必要」とした。
NZドル/ドルは0.52台後半まで下落後、0.5310前後で推移。
先週あたりから反落局面に入っている豪ドル/NZドルは1.24台前半で上値が重かった。

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