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中国、リストラ禍の日系企業(時流超流)
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- 中国で日系企業の工場が“荒れる”のは、この10年で3回目である。2005年の反日デモ、2008年に広がった労働争議。そして今、リストラを巡るトラブルが表面化し始めた。 2月25日、北京市にあるパナソニックグループの現地法人で、社長ら幹部が数時間にわたって多数の従業員に取り囲まれるという騒動があった。スピーカーなどを製造している北京松下部品が、その舞台。同社のリストラ案に対して不満を表した従業員が工場内の事務室に押し寄せたのである。 その日、北京松下部品は従業員に「希望退職」を募ることを表明した。すると、退職者に支払われる補償金の基準について一部の従業員が反発し、条件見直しを経営陣に迫ったのである。

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