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【ロンドン市場】警戒感緩み、欧州通貨買い戻しの動き続く
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16日のロンドン為替市場は欧州通貨買いが優勢となった。
英バークレイズが09年は力強い滑り出しと述べていたことも手伝って、株式市場ではきょうも金融株が強い動きを維持しており、市場全体に安心感が広がっている。
為替市場では警戒感から欧州通貨は対ドルで下落が続いていたが、きょうは巻き返しの動きが強まった格好。
◆ユーロドル1.30台回復 欧州通貨買い戻しの動きの中、ユーロドルは買いが優勢となり、2月初旬以来の1.30台を回復している。
米系、英系など様々な買いが入っていたようだ。
1.30を抜けたことで買い戻しが加速したようだ。
1.3050水準突破も試したが、さすがに100日移動平均付近でもあり、アジア系中銀の売りも観測され拒まれている。
NY待ち。
◆ユーロ円、ポンド円上昇 欧州通貨買い戻しの流れの中、ユーロ円、ポンド円が好調に推移。
ポンド円は一時140円台に迫る場面も見られた。
ポンド円は21日線を完全に突破した格好となり、ボリンジャーバンド(21日・2標準偏差)の上限である142円台前半が視野に入った。
◆ドル円も底堅い動き クロス円がサポート ドル円も底堅い動きが続いた。
上値ではドル売り圧力もあるものの、クロス円の上昇がドル円をサポート。
98.50/60水準まで上昇しており、先週末のNY時間の高値に顔合わせしている。
ただ、99円台に接近すると売り圧力も強まりそうだ。

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