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【ロンドン市場】 金融不安後退でポンド堅調な動き
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13日のロンドン市場でポンドが堅調な動きを示していたのが目立った。
序盤はドル売り優勢で始まり、ユーロドルやポンドドルは全般的に買いが優勢だったが、弱いユーロ圏小売指標も手伝ってユーロは次第に失速していった。
ポンドだけが強さを維持。
対ユーロ、対円でも堅調を維持している。
このところの米株、特に金融株が急速に買い戻されていることで、世界的に警戒感が一服している。
特に市場懸念が金融システムに集中していた面もあっただけに、世界的な金融株の上昇は安堵感をもたらしている。
英国は金融立国であることもあり、米国に勝るとも劣らず金融不安の影響を蒙っている。
きょうは、ポンド買いに対する格別の安心感が出ていたようだ。
◆ドル円は底堅い動き クロス円がサポートした面も ドルは軟調な動きとなったものの、ドル円は意外にもしっかりとした動き。
欧州通貨の上昇によるクロス円上昇がサポートした面も。
一時98.60近辺まで上昇、前日のNY時間の高値に顔合わせしたが、ユーロ円が失速したとで、伸び悩んでいる。
99円手前の売り圧力も根強いようだ。
また、昨日スイス中銀がスイス売り介入を実施したことで、日本の当局も円売り介入がやりやすくなったとの見方も、ドル円の心理的サポートとなっていたのかもしれない。

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